アイキャッチ画像は親友の無忙庵さん(https://photopool.bts-works.com/ )から許可を得て拝借しています。
彼の写真はいいものが多いので、興味があれば是非支援してください。
特にはないけれど。昨夜は寝るのが遅くなったこともあり、作業速度が少し遅かったかな。
また徐々に日常のペースを取り戻して、マイペースにハイペースで作業をこなしていく。
最近気になっているのがグリーンラッシュ。
要は、大麻に含まれる「CBD(カンナビジオール)」にはハイになる効果がなく、リラックス効果が多分に含まれるので、それを活用して健康用サプリメントや食用オイル、化粧品などを開発して、医療などに役立てようとしている事業のことだ。
効用としては、主に精神安定や抗癌、てんかんなどに対して実際に認められているらしいけれど、臨床試験の数は乏しく、データはほぼないと言ってもよいらしい。
薬剤師の奥様に意見を伺ってみたのだが、認められている効用が抗不安薬に似ているとのことで、実際に調べてみるとWikipedia上では抗不安薬の種類の内、天然ハーブの項では確かにCBD(大麻)が挙げられていた。
まぁ、ネット上の情報は恣意性が高いので鵜呑みにするわけにはいかない。私自身で文献や研究資料などを当たりもっと調べていきたい所存なのだが。どうしてグリーンラッシュが気になっているのかと言われれば、それは日本にも近く大麻の波がやって来ざるを得ないだろうと言う推測が既に立っているからだ。
最近、カナダ、北米を中心として急速に医療大麻の見直しが進み、合法化が進む州も増えてきている。
世界の流れを見ているとヨーロッパでは医療大麻の導入が一歩先に進んでいる印象が強く、南米でも法整備が進められている。
また、アジア圏では東南アジアが特に積極的に動いており、お隣の韓国でも2018年には医療大麻に前向きな姿勢を示したようだ。
日本も2019年5月15日に厚生労働省が大麻由来薬物についての国内治験に前向きな姿勢を見せたのは記憶に新しい。
別に、大麻について詳しくなって今後のビジネスに生かしたいとかは考えていないのだが、気になるのは事実だ。
私は基本的に先入観や思い込み、固定概念を嫌う。良いものは素直に良いと言いたいし、ダメなものは何があってもダメと言いたい。そういう大人になるのは、子供の時からの憧れでもある。
要は、偏見を持ったままでムーブメントが来てほしくないのだ。ちゃんとした正しい知識を持った上で、世界の流れに乗っていきたい。
今のところ、ネット上の情報などを眺めていると、CBDのメリットばかりが多く挙げられているように感じる。しかし、光あれば影は必ずできる。副作用のない薬なんてない。メリットよりもデメリットの方が少ない薬は確かに世の中に存在しているが、CBDが果たしてそうなのかはまだ検証段階なのだ。
また根本的な問題として、CBDはサプリメントやオイル化しても、経口摂取した場合でもその効用が保たれるのかも気になる。一時期流行った酵素ドリンク類は、経口摂取における消化段階で酵素はほとんどアミノ酸化してしまうという科学的検証結果がもたらされた。それと同様に、CBDも薬用にしなければ思った効果が得られないなどの研究結果が後々出てくるかもしれない。
今後はそういった点を独自で調べていき、日本にも全面的な大麻解禁が起こった時、自分がエビデンスに従った判断の下で活用できるようになりたいと考えている。いいものは先入観で危険と判断せずに、大いに活用していきたい。合理的な側面は捨てきれない。
2020年の内に日本でもグリーンラッシュはやってくるのだろうか。ただ、ここ数年のうちに大麻が日本を巻き込み、世界中で更なるムーブメント起こすのは、今更語るべきものでもないだろう。
ドキドキする反面、怖いという感情が胸に去来してくるのは、新しいものを受け入れるときにはいつだってやってくる感情だ。